代表東京都渋谷区上原1-34-8 1F · Est. 2019
Dear reader,
ブランドのはじまり
Eternal Ivory Brook を始めたのは2019年の秋、中村 澄子リの買い付けから帰国した直後のことでした。十二年間、百貨店のバイヤーとして国内外のブランドを扱ってきた澄子は、マルシェ・サン=ピエールの外れにある小さなアトリエで、一人の職人が無言でリネンを裁断している場面に出会い、何かが変わりました。「あの静けさが、自分がずっと探していたものだと気づいた」と彼女は言います。帰国後すぐに百貨店を退職し、東京・代々木上原の路地裏にある小さな一室を借りました。
最初の一年は、ほとんど売れませんでした。商品は十四点のみ、告知もほぼなし。それでも、一人また一人と、口コミで訪れる人が増えていきました。2020年の春、パンデミックで世界が止まったとき、澄子はむしろ仕入れの時間が増えたと言います。ポルトガルのアレンテージョ地方の手紡ぎコットンを扱う家族経営の工房と、メールで三ヶ月かけて関係を築きました。「言葉が通じなくても、布の写真を送り合っているうちに、何を大切にしているか伝わった。」その工房の素材は今も、夏コレクションの中心にあります。
ここに来た人が、少しだけ自分のことを好きになって帰れる場所であれば
— 中村 澄子
代表 · 中村...